先日、兄夫婦から誕生日プレゼントをもらいました。スターバックスのシンプルなロゴ入りマグと粉末スティックの詰めあわせでした。実用性の塊をくれるあたりこの2人さすがわかってる!そういうところ好き!そんなメモリアルな紙袋は当然捨てられるわけがないので、前々から気になっていた紙袋をリメイクしてブックカバーをつくるというのをやってみることにしました。

 

 

 

紙袋ブックカバーをつくろう

ためしにgoogleで「紙袋 ブックカバー」と画像検索してみると、出るわ出るわ、おしゃれでかわいいブックカバーたち。本当につくれるのだろうか、「大雑把」「不器用」「センスなし」と長年母にイジられつづけてきたこの私に。しかしこれはメモリアル紙袋。背に腹は代えられぬ。

 

それでは以下のサイトを参考にしながら、不肖、麦、僭越ながら「つくってあそぼ」のOPを脳内エンドレスリピートして一生懸命務めさせていただきます。応援上映なのでどうぞ自由に応援しながら一部始終をご覧ください。\がんばれー!/

 

参考:

紙袋で作るおしゃれな手作りブックカバーの作り方 – ブックオフオンラインコラム

http://pro.bookoffonline.co.jp/book-enjoy/reading-goods/20150811-original-book-cover.html

 

 

 

用意するもの

①紙袋

用意する紙袋はこれといってメモリアルじゃなくても単純に「好きなブランドだから」「絵柄がかわいいから」「丈夫そうだから」などの理由でまったく問題ないです。参考までに、私が使ったスターバックスの紙袋は適当に定規をあててみたら縦33㎝×横32㎝×マチ13㎝ぐらいでした。

 

②本

新書、単行本、文庫など用途にあわせて1冊用意しましょう。小説の場合、手持ちの中でもっとも大きくページ数の多いものを選ぶと後々どの本にかけるときも調整ができるので便利。私は単行本用をつくりたいので、今回はハードカバーで500ページ以上ある辻村美月『かがみの孤城』を用意しました。

 

③はさみ

きれいに仕上げたい人は定規とカッター、それから鉛筆があるといいもしれませんが、基本的にははさみ1本で充分。そもそもこの部屋にカッターマットなどというたいそうなものがあるとお思いか?夏休みの宿題で2番目に嫌だったのが工作だったよ。

 

④カバのフィギュア

ブックカバー・・・にかけて小粋なユーモアをかました風を装いたかっただけなのでみんなは用意しなくてもいいもの。

 

準備ができたらいよいよブックカバーをつくっていきましょう。\がんばれー!/

 

 

 

つくってみよう!

1.紙袋を解体する

紙袋の底面と側面の接着部分と持ち手部分を剥がして1枚の紙の状態に解体しましょう。デザインによほどこだわらなければ大抵の場合この剥がす部分は使用しないと思うので、多少ぼそぼそになっても大丈夫。実際私も底の一部分はちょっと破れちゃったし。

 

2.裁断範囲を決める

紙袋を解体したら、紙を広げ、ブックカバーにする部分を決めます。おしゃれなロゴやかわいいイラスト等が表紙にバシッと収まるよう用意した本を当てがいながら決めていきましょう。

 

底面との境目とたたんだときについた折り目がぴったりミラクルフィットだったので私はこのライン上の範囲をブックカバーにすることにしました。

 

デザインが決まったら、重要なのはここ!今決めた範囲から上下3㎝と左右10㎝に必ず余白をつくってください。ここが内側に折りこむ部分になります。前にも包装紙かなにかでブックカバーをつくろうと思いたったときにこの余白をつくるのを忘れたことがあるんですが、これがないと本を上手にカバーできませんからね。

 

本を当てがいながら調節して、実際にはさみで切りとった様子が上の画像。スターバックスは洗練された選ばれし者しか立ち入ることを許されない結界の間だと思っているのであんまり馴染みがなく、ロゴをまじまじと見るのはなんだか新鮮。これでいつでもどこでもリア充に擬態することができるよ、ありがとう兄夫婦。

 

3.余白を折りこむ

先ほどつくった上下3㎝の余白を内側に折りこみます。ここまでくればあとは書店員の気分になって本にカバーをかけるだけ!「カバーおかけしますか?」「はい」というやりとりを1人で行ったあと粛々と本にカバーをかけてください。別にやらなくても大丈夫です。

 

4.完成!

完成しました。

 

そもそもの素材が選ばれし者の証ことスターバックスのロゴなので完全大勝利。大雑把!不器用!センスなし!の私でもあたりまえにおしゃれなブックカバーがつくれました。さっそく脳内インスタグラムにアップして架空のいいねを50ぐらいもらってこようっと。

 

 

 

ちなみに

裁断したときの切れはしで文庫本サイズのブックカバーもつくってみました。無地ではさみしいので安直にマスキングテープを貼る。市販のブックカバーには絶対に収まらない初見殺しでおなじみハヤカワ文庫専用のブックカバーです。2年前に大英自然史博物館展で買ったきり使うタイミングを完全に見失っていたきれいな蝶のマスキングテープが使えたので大満足。次に書店へ行くときは軽率にハヤカワ文庫を買います。

 

 

 

まとめ

というわけで、大雑把、不器用、センスなしが個人的にメモリアルなスターバックスの紙袋からブックカバーをつくるまでの全工程でした。実際につくってみると想像していたより簡単なんですね。紙好きとしてはなかなか捨てられず溜めてしまいがちな紙袋、集めたはいいけれど使い道がなかなか思いつかないと悩んでいる人はこんなふうにブックカバーとしてリメイクしてみるのはいかがでしょうか。本と一緒で、紙袋も、きれいにとっておくよりたくさん使ってもらうほうがきっとうれしいはず!

 

こちらからは以上です。

 

ふぅ、久しぶりに1人で企画記事書いた気がする。

 

 

 

参考にしたサイト一覧

紙袋で作るおしゃれな手作りブックカバーの作り方 – ブックオフオンラインコラム

http://pro.bookoffonline.co.jp/book-enjoy/reading-goods/20150811-original-book-cover.html

 

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Writer
佐々木 麦 Sasaki Mugi
小説を書いたり、読んだ小説についてあれこれ考察をするのが趣味です。雑食のつもりですが、ユニークな設定やしっかりとテーマがある小説に惹かれがち。小説の他に哲学、心理学、美術、異形や神話などの学術本も読みます。