ミステリー
  • 『俗・偽恋愛小説家』(森晶麿 著)

    このあいだ、 念願のペルソナ5(PS4ゲーム)を買ったんですよ。 それに合わせて、 なつかしくなったので前作ペルソナ4Gも 2周目をはじめたんですけど、もう、難しくって。 誰を恋人にするかが。 一度は全クリしている手前、 全員愛着あるしなんなら男性キャラもみんないい子なので。 モロキンでさえもはや一周まわってかわい...
  • 『偽恋愛小説家』(森晶麿 著)

    恋愛小説って読みますか? 私は純粋な恋愛小説って普段まったく読まなくて。 本棚チラと確認してみましたが、 蘇部健一氏『運命しか信じない!』とか『赤い糸』とか、 岸田るり子氏『無垢と罪』ぐらいしかありませんでした。 だけどこれってたぶんどれも恋愛ミステリーの類ですし。 ゴリゴリの恋愛モノ『東京少年』もありますけど、 これも映画のノ...
  • 『ドミノ倒し』(貫井徳郎 著)

    前にも書いたことがありますが、 私は幼少期はまったく読書をしない子供でした。 読書が好きになったきっかけは中学校の朝読書だったんです。 朝読書の制度がはじまるにあたって、 最初に選んだ小説は恩田陸氏の『ドミノ』でした。 何年も前のことなのでさすがに内容はうろ覚えですが、 複数の主人公のおはなしが最後にはひとつにつながり、 読書嫌...
  • 『古書贋作師』(ブラッドフォード・モロー 著 / 谷泰子 訳)

    2016年7月13日。 東京都内で開催された古書店のオークションにて、 小栗虫太郎の直筆原稿等が出品されたそうですね(※) 小栗虫太郎の作品は私はまだ読んだことがないのですが、 元彼が結構読んでいた作家だったので読書好きとしては このニュースが元彼の耳にも届いていることを願います。 そういえば数ヶ月前にもよそで、 小栗虫太郎を読...
  • 『ノッキンオン・ロックドドア』(青崎有吾 著)

    ふとあるとき、 過去3年間の出来事をふりかえるタイミングがあったのですが、 不思議なことに記憶が“4年分”あって(゚Д゚)ってなりました。 大きなイベントがあった際に一緒にいた人に 事実確認も取ったのですがどういうわけだか 体感年数的にはやっぱり“4年”なんですよ。 どうも2014年あたりが怪しい。 私は2014年を2回経験して...

    2016年7月6日

  • 『夜中に犬に起こった奇妙な事件』(マーク・ハッドン 著 / 小尾芙佐 訳)

    私のおうちでは犬を1匹飼っています。 チワワの女の子で名前を〈オレオ〉といいます。 白黒の毛色をしているので、 お菓子の〔OREO〕から私が名づけたのですが。 愛称は“オレちゃん”。 方々から「男の子みたいな名前ですね」と言われます。 今なら絶対「デットプールかよww」って言われそう。 名は体を表すとはよくいったもの...
  • 『現代詩人探偵』(紅玉いづき 著)

    小学生の頃、 国語の授業で詩を書く機会があったのですが、 先生にえらく絶賛された詩が1篇ありまして。 果物を1つずつ挙げていくんです。 赤はりんご、黄色はバナナ、緑はメロン…と。 果物を6つ挙げて最後に青いお皿に並べると、 虹の出来上がり!という詩だったと記憶しています。 詩が完成して先生に見せると、 先生は「上手!」と大きく...
  • 『踊る人形』(森川智喜 著)

    昔から人形が怖くてたまりません。 幼少期のおともだちはシルバニアファミリーでした。 リカちゃんやバービーをねだったことはありません。 人間“のような”目がどうも苦手で…直視できない。 最近だとPepper君(ロボット)もダメです。 まだ実物に出会ったことはありませんが、 画面越しでも恐怖なので実物にはおそらく近づけない。 ...
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佐々木 麦 Sasaki Mugi
小説を書いたり、読んだ小説についてあれこれ考察をするのが趣味です。雑食のつもりですが、ユニークな設定やしっかりとテーマがある小説に惹かれがち。小説の他に哲学、心理学、美術、異形や神話などの学術本も読みます。