【感想】
  • 『王妃の帰還』(柚木麻子 著)

    母はパート勤めなのですが、 職場の愚痴をしょっちゅうこぼしています。 顔を合わせて第一声が愚痴ということも多々。 愚痴を聞いていていつも思うのは、 女はいくつになっても面倒臭いなぁということ。 最近はメディア等でよく 女性同士の性格の悪さがネタにされますが、 女は子供の頃から大人になっても派閥云々。 群れるというの...

    2015年10月29日

  • 『エクソダス症候群』(宮内悠介 著)

    ちょっと前のおはなしになりますが、 現在も火星に水があるなんてニュースがありました。 ああいう報道を見るたびに思うのですが、 火星に水があって空気があって人が住める環境で…。 もしそうだったら人類は火星に移住するつもりなのですか? 移住するつもりだとして、 そのとき動物や植物はどうするのでしょう。 益のあるものとそうでないものを...
  • 『今日はいぬの日』(倉狩聡 著)

    先日、新しいリュックを購入しました。 ネットで一目惚れしたものなんですけど、 なんと 猫 耳 フ ー ド 付き!(*´Д`*) 昔からなんでかフード大好きなんですよ。 年中パーカー着ていたいぐらい好きです。 これでいつでもフードと一緒です!幸せ! それにしても。 以前から思っていたことなのですが、 ここ数年...
  • 『スフィアの死天使 天久鷹央の事件カルテ』(知念実希人 著)

    このあいだ某所で食事したときのこと。 店のマスターとおはなしをしていたとき、 〈人間の世界は人間が作っている〉 というようなおはなしを聞いたのですよ。 これは私も常々感じていたことで。 人間はすべての事象を人間の知識内で定義してしまう。 たとえば宇宙人の存在。 テレビ番組などでは“科学的”に否定したりしていますよね。...

    2015年10月8日

  • 『地球の中心までトンネルを掘る』(ケヴィン・ウィルソン 著/芹沢恵 訳)

    以前、ネットでこんな記事を読みました。 川北義則さんの著書、 『「いい加減」なのに毎日トクしている人 「いい人」なのに毎日ソンしている人』 という本を扱ったもので川北さんは著書の中でこういっています。 〈生きるのが上手な人は、エレベーターの『閉』ボタンを押さない〉 〈生きるのが下手な人は、エレベーターの『閉』ボタンをすぐに押す〉 ...
  • 『強欲な羊』(美輪和音 著)

    今年のGWのことだったと思います。 PS3の『キャサリン』というゲームをやりました。 主人公・ヴィンセントが、 恋人から遠まわしに結婚を迫られ。 酒場で出会った魅力的な女性と一夜を共にしてしまい。 ヴィンセントを惑わす2人の〈キャサリン〉をきっかけに、 彼に人生を賭けた奇妙な悪夢が襲いかかってくる――! 立体パズルゲーム?です。...
  • 『再会』(横関大 著)

    連休中、 『歌舞り者。』というフリーゲームの実況動画を見ました。 謎のゲーム〈仮面舞盗会〉。 賞金を賭けた複雑な推理&心理戦。 主人公は人を“信じる”ことでこのゲームに臨む! (※こちらもまた大変おもしろいゲームでしたよ!) ゲーム中とあるキャラクターがこんなことを話しています。 人は幾つもの顔を持っているもので、 性...
  • 『ハセガワノブコの華麗なる日常』(泉ハナ 著)

    オタク(おたく、お宅)とは、 自分の好きな事柄や興味のある分野に傾倒しすぎる人への呼称。 ある物事へ一般人よりはるかに熱中している人・詳しい人のことである。 しばしば自他に関わらず揶揄などを伴ってヲタクと表記される場合もある。 略称はオタ(およびヲタ)。 以上、ニコニコ大百科(仮)より引用。 揶揄なんてとんでもない。 個人的に「オタク」...
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佐々木 麦 Sasaki Mugi
小説を書いたり、読んだ小説についてあれこれ考察をするのが趣味です。雑食のつもりですが、ユニークな設定やしっかりとテーマがある小説に惹かれがち。小説の他に哲学、心理学、美術、異形や神話などの学術本も読みます。