SF
  • 『うそつき、うそつき』(清水杜氏彦 著)

    ネットでたまたま見かけた情報なのですが、人は1日に200回も嘘をつくのだそう。なにそれ。もはや毎日がエイプリルフール。 嘘というのはなかなか不思議なものです。「嘘つきは泥棒のはじまり」「嘘ついたら針千本飲ます」日本には古くからそんな言葉もありますし、童話「オオカミ少年」や「ピノキオ」も嘘をつくとロクな目に遭わないぞ、と子供心にこれはひどいと思える展開で...
  • 『エクソダス症候群』(宮内悠介 著)

    ちょっと前のおはなしになりますが、 現在も火星に水があるなんてニュースがありました。 ああいう報道を見るたびに思うのですが、 火星に水があって空気があって人が住める環境で…。 もしそうだったら人類は火星に移住するつもりなのですか? 移住するつもりだとして、 そのとき動物や植物はどうするのでしょう。 益のあるものとそうでないものを...
  • 『地球の中心までトンネルを掘る』(ケヴィン・ウィルソン 著/芹沢恵 訳)

    以前、ネットでこんな記事を読みました。 川北義則さんの著書、 『「いい加減」なのに毎日トクしている人 「いい人」なのに毎日ソンしている人』 という本を扱ったもので川北さんは著書の中でこういっています。 〈生きるのが上手な人は、エレベーターの『閉』ボタンを押さない〉 〈生きるのが下手な人は、エレベーターの『閉』ボタンをすぐに押す〉 ...
  • 『ラット・ランナーズ』(オシーン・マッギャン 著)

    以前カラオケに行ったときのこと。 メニュー表の中に、 ハバネロソース入りトマトジュースがまぎれた ロシアンルーレット的なドリンクセットがありまして。 確率は1/4(´・ω・`) 協議の結果、 演奏終了時に表示される消費カロリーの数値が 低かったほうが1杯ずつドリンクを選んでいこう、と。 まずは自分のノルマを決め...
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佐々木 麦 Sasaki Mugi
小説を書いたり、読んだ小説についてあれこれ考察をするのが趣味です。雑食のつもりですが、ユニークな設定やしっかりとテーマがある小説に惹かれがち。小説の他に哲学、心理学、美術、異形や神話などの学術本も読みます。